今回の参加者は自家組織再建完成者4名、シリコン完成者1名 エキスパンダー挿入中2名、初参加4名、再建思案中1名 シリコンから自家組織への入替予定者1名、計13名でした。
・今年、富山大付属の佐武利彦ドクターの手技で「腹部からの穿通枝皮弁による再建」を果たした患者さんによると、そこでも付き添いは不要、もしもの時のための連絡先がはっきりしていればそれで良いそうです。8~10時間かかるのですから、付き添いは難儀なのです。理解があってありがたいですね。
・ある患者さんから乳がん告知後、辛い時期に出会ったサイト「Tomopiia(トモピーア)」、(元ベテラン看護師とラインで対話できる)アプリを教えて頂きました。
前を向きたいと思いながら、ご自身をコントロール出来ずに苦しんでいる方にお勧めします。初回から10日間は相談、お喋りは無料です。
・次は肌着の最新情報。腹部から組織を移植した後、180度を超える傷がお腹に付きます。テーピングで保護していても、締め上げられている感じです。その上、ちょうど下着やパンストのウエスト部分が傷に当たってしまうので、私は当時、ゆるい「ももひき」を胸元まで引き上げていました。
最近、再建された患者さんによると、ワコール「睡眠科学」、前開きのブラと、ツインで売っているショーツがとても具合が良かったとのこと。よく眠れるし、目覚めればその肌着のまま活動できるので、非常に便が良いのです。彼女は新宿の三越伊勢丹で購入したそうです。通販でも購入できるでしょうが、やはり肌着は手に取ってみないと決めづらいものです。出来れば地方の一般的なデパートにも置いて欲しいものです。
その患者さんは高崎在住なので、その肌着購入は補助金の対象になりました。今は支払い方法も様々ですが、補助金申請の手続きは紙の領収書でないと受け付けないそうです。初めて知りました。このような細かい経験談は是非、頭に入れておきたいです。
以下、乳がんの話から少し逸れますが、知人の息子さん(20代前半)が精巣がんに罹り、手術、抗がん剤、と闘病されていました。就職して間もない勤務先が、がん闘病を支えてくれたのも感謝なことです。
治療が一段落したある日、初々しい女性を連れて、婚約者です、と紹介してくれました。何とも穏やかに満たされた、輝くようなカップルでした。
女性がんが増加している今、若い男性がんも増えているのです。『ぐんまの安心サポートブック』にも掲載されていますが、若いがん患者さんのためにサロンがあります。一般社団法人がん哲学外来認定カフェ「G-AYA」。いかめしい名称ですが、15~39歳、全種のがん患者が対象です。
私がこの歳で参加するのは遠慮しますが、話し相手がなかなか見つからない世代の患者さんにとって、有益な出会いの場となりますように。
次回のシャロン前橋「街角サロン」は
日時:8月9日(土)15時~17時
会場:群馬県立図書館の3階、研究室
研究室はエレベーターを出て右手に大きな円柱があり、その陰に扉があります。暑いさなかの開催です。皆さま、お飲み物をご持参下さいね。
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