以前の「シャロン前橋」のHPは契約を終え、新たなHPを立ち上げました。

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Charon Maebashi 


 参加者は自家組織再建6名、シリコン再建3名、エキスパンダー挿入中1名、治療中もしくは再建思案中の人が5名、計15名でした。

『「経過観察」と言われたものの、不安でならず別の乳腺外科で再検査し、クロと出た』。時にお聞きする例です。ご自分の直感を信じ、別のクリニックで再検査した患者さんの勇気に敬意を表します。二度目の検査でも判明せず、三度目にMRIで、とうとう異変が見つかったという話も聞きます。それにしても「痛みがあるなら乳がんではない、しこりが動くなら乳がんではない」など、20年以上前に言われていたデタラメな判断材料を未だ口にする医師が、日本乳癌学会認定医の資格を持っているとは残念なことです。

クロと出た場合、がんの切除を急ぐに越したことはないのですが、告知を受けた衝撃のさなか尚、全摘か、部分切除か、エキスパンダー挿入を同時にするか、もしくはセカンドオピニオンを取るか、数日の間に決断しなくてはならないのは患者さんにとっては、やはり厳しい現実ですね。

体感会で見る限り、自家組織移植の場合、腹部の傷は白く抜けて行くのが早いですが、お胸の傷は本体の重みで負荷がかかるので、一般に回復はゆっくりになるようです。

 4月は配置転換などで多忙な時期ですが、再建後の形の変化、創の治り具合を見せて下さった方、再建オペに必要なグッズを詳細に教えて下さった方、また「○○治療を前にして不安でならない」という初参加の方と向き合い、ゆっくり話して下さった患者さん達に、心からお礼を申し上げます。

 次回のサロンは6月14日(土)15時から17時迄。会場は同じ群馬県立図書館3階研究室です。

 

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