2021.4.10街角サロン ご報告

 今回は新型コロナ感染を警戒し、体感会は行わず、近況報告、交流会のみとしました。

 再建経験者2名、再建未経験者2名、再建途中の者3名、7名の少数予約制でした。

・真っ先にお伝えしたい情報です。認可されたシリコン、シエントラ製は欧米人向けに作られたものなので、日本人のしずく型バストに対応しないケースが多いそうです。運動をしてデコルテ部分が発達している方には、相応しいサイズもあるようで、医師が喜んでいる現状です。

 シエントラ製、メンター製共に、高さ、大きさにボリュームがあるのでしょうね。適応するサイズが見つからない患者さんは、アラガン社のスムースタイプから探すことになるのでしょうか。いずれにしろ、兎に角入れてしまおうと思わず、熟慮したいところです。       

・閉経前のホルモン療法では一般にタモキシフェンが使われますが、場合によっては婦人科系の副作用が甚だしく、アナストロゾール(一般に閉経後の患者対象)に変えた患者さんもいます。

 ・自家組織再建の直後、絶対安静のため血栓が出来やすくなります。身動き可能になってから、トイレに行って便秘でいきむと血栓が飛びやすいそうです。かと言って、下剤を飲んだ結果、トイレに行くのが忙しくなっても普段のようにタ、タ、タ、と走って行けないし。私の時は、生理用の大きなナプキンをおしめ代わりにして、粗相を防ぎました(こんな恥ずかしい事情まで詳しく公示して、はしたないかしらネ)。

・これまで乳輪乳頭の形成まで行っていなかった某病院で、手術を始めるそうです。乳輪乳頭のみのオペは局所麻酔で済むので、日帰り可能、とのこと。

予約を入れたが、最近出入りした場所で感染者が出たため、今回は遠慮します、との連絡が一件ありました。受け入れ側にとってもその方にお会い出来ないのが寂しかったです。一日も早くワクチン投与の体制が充実するよう、願っています。

 

以下、共有して情報を頂きたいケースです。

「シリコンを入れて6年になるが、一日置きに違和感、痛みがある。医師に相談しても異常は無いと言われる。同じように悩んでいる人に逢って、対処法を知りたいと願っている」。

→ 皮膜拘縮を起こしているなら、皮膚が縮んで形も変わってくるはずですが、その種のものではありません。痛みの感じ方は人それぞれなので、参加者たちには判断のしようが無く、症例数の多い都内のシリコン専用のクリニックで相談すれば良いかも知れない、との答えに留まりました。が、今の感染蔓延下では、東京行きは熱心に勧められません。力になれず、心残りでした。同じようなご経験のある方はいらっしゃいますか。ご連絡、お待ちしています。

  久々に集まり、心なごむ笑顔の交流会となりました。会場は窓が広く換気が容易で、トイレの手洗いの蛇口が自動になったので、安心です。助かりました。

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