脂肪注入再建,リンパ浮腫対応について 有用なブログのご紹介

 ・センチネルリンパ生検により、余分なリンパ節を郭清することはなくなりました。但し、センチネルだけの摘出であってもリンパ浮腫、蜂窩織炎を起こす可能性がゼロ、というわけではありません。患側の腕は紫外線や注射針で虐めないで上げて下さい。

起こしてしまったリンパ浮腫は厄介です。静脈とリンパ管を繋ぐ手術で改善されることもあります。コロナ禍以前、車を何時間も飛ばしてサロンに来て下さっていたYさんが、リンパ浮腫対応の麹町の某クリニックについて、ブログでご紹介下さいました。是非、訪問してみて下さい。

https://ameblo.jp/lavny/entry-12632811540.html

また、これもYさんからのお知らせです。全摘後の脂肪注入の再建過程について、写真入りのブログがあります。ドナー部についても詳細です。

http://hangy.livedoor.blog/archives/7126861.html

ブロガーの方の了承まで得ていただき、Yさん、本当にありがとうございます。


・ところで、サロンの都度、必ず話題になる女性ホルモン療法の福作用についてですが、よくある関節痛の他に、私自身はめまいに悩みました。当時は仕事の過労が原因かと思っていましたが、療法を止めてからめまいはありません。

これもある方から教えていただいたことですが、やみくもにホルモン療法を十年続けることが、果たして良いのだろうかという疑問は、乳腺の医師の間にもあるようですね。

副作用の悩みに寄り添ってくれる医師ほど、首を傾げるようです。十年という枠は、単に十年後に再発する可能性があるから設定されたものでしょうか。休薬、という選択肢もあります。

副作用に七転八倒している患者さん、医師に相談してみて下さい、と申し上げたいのは山々ですが、乳がんがこれだけ急激に増えてきたのは昨今のこと、医師の皆様も御自身が服用されているわけでもなし、患者さんは遠慮して副作用を訴えない場合もあるし、まだまだデータ不足なのです。

ご自分の体はご自分のものとし、自己責任において決断することもあり、でしょうか。

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