「群馬乳房オンコプラスチックサージャリー研究会」はどこへ?


「群馬乳房オンコプラスチックサージャリー研究会」は消えてしまったのでしょうか。

全国組織の「日本乳房オンコプラスチックサージャリー学会」に倣い、群馬県内の乳腺外科と形成外科が連携を密にし、しっかり治療して美しく再建を、との趣旨から生まれたものでした。

その会が誘致して、医師を対象にした脂肪注入再建の講演会(講師は佐武利彦ドクター)が開催された経緯もありました。最近は検索しても、会の活動が見えません。立上げに尽力した県内の有力な医師が去って行った、との話しを聞きます。

 

最近の患者さんからのお話しから抜粋します。

乳がん切除でギリギリまで脂肪を採取し、薄皮一枚残ったというコンディションでエキスパンダーを挿入すると、感染症を起したり、皮膚と大胸筋に穴が明いてエキスパンダーが十円玉くらいの大きさで露出する、そのようなケースは時にはあります。

施術ミスと言えるかどうかは分りません。しかし乳腺外科と形成外科の十分に連携した上で起こってしまったのかどうか、首をかしげたくなる事例が、最近ありました。

ある患者さんからその経験を公示しても良い、との許可をいただいて、これを書いているわけですが、その患者さんは、自分が手術を任せた病院は、他の患者さんには絶対に勧められない、ときっぱりおっしゃいました。医師同士のみならず、医師と看護師長、看護師などが率直に報告、連絡、相談できる空気は無いと感じたそうです。縦割りの空気で、何かバラバラ感があるのを、その患者さんは鋭く感じとったのでしょうね。

組織の体質は一朝一夕に変わるものではありません。そこを避けて通るのも患者の知恵だと思います。

今回は残念な感想を、一件お送りしました。

 

急ぎのご連絡は hdnfn138@yahoo.co.jpまで

 

 

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