2020年4月11日 テレフォンミーティングのご報告


今回のテレフォンミーティングでは偶然なのか必然なのか、再建ではなく、乳がん治療の傾聴になり、リレー相談も治療中、もしくは治療後間もない方にお願いしました。

新型コロナの感染が広がり、医療崩壊が始まっていることをご存じなのでしょう。再建に関しては「待ち」の信念、皆さん聡明です

迷ったら全摘して、再建の機会を待つ(家族制乳がん、遺伝子変異が疑われる方は、後日、残った乳房の中に再発する危険があります。温存より全摘を)。温存手術にするなら、乳輪乳頭の位置が著しく傾くケースがあるのを、医師に確認した上で決行する。今は二者択一しか提案出来ません。

 

昨今、再建の手前の乳がん治療で、悩んでいる方が多いことを改めて感じました。

 サロンはいつ再開出来るかわかりませんが、今後は乳房再建のみならず、参加者の乳がん闘病について、情報交換できる集まりにしてゆきたいと強く願っています。

現在、アントラサイクリン系などの抗がん剤治療を控え、脱毛を怖れている方、頭皮冷却のキャップを経験した患者さんが情報提供してくれます。  

いつもなら機会を作り、お喋りしながら繋がれるのに「今回は間接的にSNSで」と言うのは寂しいですが、やむを得ません。

 
 新型コロナは乳がんより恐ろしい正体を現しました。

国のやり方は全てが後手後手。某放送局で厚労省の担当が、様々な点から説明するも、書かれたものを読み上げているだけで趣旨が判らない。

人との接触を8割減にとすればこうなる、というもっともらしい数式の自粛要請。

8割自粛し、残りの2割で唾をかけ合い「飲み食う喋り」をしていたら、それが感染経路不明のルートなのだと、何故わからないのか。

 
 しかし人は話さずにいると心を病みます。こんな時こそネットワークを生かし、電話、SNSでお話して下さい。あの人の経験をもっと聞きたかったのにサロンがお休みで、という場合は、私をつなぎ役にさせて下さい。ご本人の許可を得て連絡できるよう調整出来ると思います。
 hdnfn138@yahoo.co.jpまで

コメント