乳房再建講演会 ご報告
寺尾保信医師の『乳房再建講演会』は、実り豊かな催しとなりました。
体感会では再建モデル達を聴講者たちが取り囲み、その熱気に新聞取材の記者が驚いていました。再建モデルは8人中5名が、東京方面から来て下さったボランティアです。彼女達の存在抜きでは、これほど濃密な時間は作れませんでした。
聴講者の質問用紙をゴソッと寺尾先生にお任せしたのですが、質問の水準を超えて含蓄ある症例をお話し下さり、会場には緊張と笑いが交互にみなぎっていたようです。
寺尾Dr.のような優れた医師、お人柄の存在を目の当たりにすると、人は心のバネが強くなります。
(私にとって、そのような存在は自分の再建主治医:佐武利彦Dr.と今回の講師、寺尾保信Dr.です。おこがましいのですがお二人に共通しているのは、名声を手にしても失われない『医者の純情』と『謙虚』さだと感じます。どちらの資質も苦労しながら磨き上げてこられた賜物ではないでしょうか)
参加者ほぼ全員がアンケートに応え、そこには全ての質問に丁寧に応える寺尾Dr.への『感謝』が記されていました。
シャロン前橋のボランティア達の働きに、『運営が温かい』とのねぎらいもありました。が、それは群馬県のがん対策推進室の担当者、ぴあサポぐんまのスタッフの綿密なフォロ―アップが、基盤にあってのことでした。不慣れな立場に戸惑っていたのは司会者一人だったかもしれません。
ほぼ時間通りに終了しましたが、列車で帰る方々が降られるのが心配でした。
台風の影響がなかったら、と残念ですが、さらに懸念される西日本の被害を思うと当地の雨風など何ほどでもありません。
準備期間から親身に携わって下さった皆様、本当にありがとうございました。
参加された聴講者からさらに患者力が伝播され、苦しんでいる女性患者に救いの手が延べられますように。講演会の詳しい内容については後日、ブログアップします。
次の街角サロンは8月11日(土)14時から17時まで
会場は 群馬県立図書館 3階研究室です。※ 講演の模様は7月29日付上毛新聞の社会面、7月31日付読売新聞 社会群馬版に掲載されました。
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