H29 10/14(土)サロンのご案内 加えて【黄信号】のお知らせ


1014日(土)サロンのご案内です。

時間:午後2時~5時まで 途中入席:退席自由です

場所:群馬県立図書館( 027-231-3008) 3階研究室:入場無料です。


 先のSOG講演会には、私は風邪で行けませんでしたが、シャロン前橋のレギュラーが数名、参加されました。その中には1ケ月前に自家組織の再建手術を終えたTさんも。その回復の早さに会場で合流した人も驚いたようです。すべての人の経過がこれほど順調であるわけではありません。でも、Tさんの勉強熱心、気っ風の良い楽しいお人柄が、運を招き寄せるとの予感がありました。その患者さんの存在から発散される何かが、再建という大手術を動かしてゆくこともあるでしょう。経過が順調でない事に悩んでいる方がいらしたら、むしろこれまでのTさんの紆余曲折に耳を傾けて下さい。部分切除、断端陽性、再手術、エキスパンダー挿入、感染、エキスパンダー抜去・・・・・・、最終の自家組織再建にこぎつけるまで、これだけの難儀がありました。

10/14(土)サロンではSOGの講演内容の報告と共に、Tさんの体験談をお聞きしましょう。

そして、春のE-BeCの再建講演会でご一緒したYさんも14日に来て下さるご予定です。Yさんは脂肪注入による再建の途中です。遠くからいらっしゃるYさん、ご自分の体調最優先して、くれぐれも無理はなさらないで下さい。もしお会い出来たなら、私達にとってはシャロン前橋にて脂肪注入再建の経験を初めて聞けるチャンスです。

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 ここで、黄色い「スピーカー」を鳴らします。

 乳房再建が今ほど知られていなかった10年以上前のことです。群馬県内のとある大病院で、すでに再建手術が行われていました。広背筋(背中の筋肉)を持ってくる方法です。現在普及している後遺症の少ないマイクロサージャリーではなく、体内をくぐらせて移植する旧式の手術でした。施術したのは形成外科医ではなく、乳腺外科医でした。その結果は痛ましいものだったと聞いています。

最近になって同医師が別の病院に移り、再びその術式で再建手術をしていると知った時には、戸惑いました。
「左右対称にはならないが、綺麗に出来るよ」。乳がんの切除と同時に、背中からの同時再建を患者に勧めています。

左右対称にならないとはどういうことでしょう。「限りなく左右対称になるように努力して作る、でも神様ではないのだから完璧ではない」という意味なら、当然のことです。でも背中からの再建では、貝殻サイズの慎ましいお胸しか作れません。仮に健側が福々しいサイズなら、見栄えは言わずもがなで「左右対称ではない」どころの話ではありません。

それが「綺麗」かどうかは、患者個々人の主観が決めることです。医師の「綺麗に出来る」を鵜呑みにして、急いで再建した患者の多くが、これまで涙を呑んできました。

同医師の氏名、現在、所属している病院、立派な経歴、肩書はすぐに調べることが出来ました。ご連絡をいただければお伝えいたします。

シャロンHPに記載した質問アドレスは現在、使用していません。詳細をお知りになりたい方はhdnfn138@yahoo.co.jpまでメールを下さい。

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