H29年2月11日街角サロンのご報告
本日、初参加の方は3名でした。山梨のSOG講演会でお会いした方が赴いて下さるのはとても嬉しいことです。
ご多忙な中、時間を作ってリンパ浮腫の経験と治療の経過を教えて下さったYさん。ありがとうございました。テーピングや弾性スリーブの装着だけでも、それは容易いことではないとわかりました。「ドクターメドマー」を初めて試用した方は、一番軽い圧でかけても、しっかしりした締め付け感があったようです。
悪化してしまったリンパ浮腫には「リンパ管静脈吻合術」という外科手術が有効だそうです。
「済生会川口総合病院:リンパ外科 再建外科」で施術しています。
詳しい情報をお求めの方は、このアドレスからお入り下さい。ぴあサポ群馬のTさんが寄せて下さった貴重な情報です。
体感会では自家組織二名(横浜市大付属センター病院:佐武利彦ドクター、都立駒込病院:寺尾保信ドクター)、シリコンが一名(群馬県立がんセンター:廣瀬太郎ドクター)でした。
また、皮下全摘後のシリコン再建をしたNさんが近々乳輪の位置矯正の手術をされます。局所麻酔です。術式模様を自分の目で見られるものなら、是非ご覧になってレポートしていただきたい、などと贅沢なことを考えてしまいます。
前回のサロンで情報をとった参加者が視野を広げ、セカンドオピニオンを検討しています。悔いない選択をされることを祈ります。
スピーディであること、じっくり熟慮する時間をとること、その緩急が大事だと思います。その種のセルフコントロールが出来る人に、再建の運がつくように思えてなりません
運がつくというのは、予想外のトラブルと無縁である、という事とは違います。
シャロンが始まってすぐにお招きしたゲストのXさんは、エキスパンダー挿入中に皮膚に10円玉くらいの穴が開いてしまいました。点滴と抗生物質の塗り薬で凌いでいたものの、恐ろしかったそうです。手術を早めなくてはならない。しかし空きがない。ところが別の患者さんの手術キャンセルが一週間前に入り、その上、ちょうどい形のシリコンがドクターの手元にあったのです。シリコンは特注して1ケ月待たねばならないのが普通ですが。これこそ幸運な例ですね。
幸運とは何もかもが順調だということでは決してなく、トラブルが起こっても完遂出来ることだと思うのです。
この日楽しかったのは、アンダーウエアの話題でした。誰にとっても身近なことです。 暖かい季節になれば尚のこと 厚着ではごまかせん。手術前と後とでは「寄せて上げる」対象の部分が変わってくる。早い話、思いがけないところに脂肪がつくので、綺麗なシェイプを作るには下着選びにコツが要ります。アンダーウエアに詳しいXさんの周りに人の輪が出来ていました。
サロン後のお夕食会はビーフシチューの美味しいお店でした。
次回は4月8日(土)です。2月22日シリコン入替のKさんの仕上がりを見せていただけますように。
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