乳輪の作成, 乳頭陥没に備えて
乳輪乳頭の作成方法ははまだまだ途上段階にあります。
作成の方法を、先日ドクターと打ち合わせてきました。乳頭は星形に切って立ち上げ、「お豆」を作ります。乳輪は刺青で付けるのが主流になっていましたが、色が褪せてゆくのは寂しいので、やはり足の付け根(鼠径部)から、皮膚を移植して円形のベースを作っておきます。(この鼠蹊部のお肌にも、先のブログで紹介したバイオイルをすり込んで、良好な状態を保とうと努めています)。そして健側の色に合わせ、さらに刺青してゆくのだそうです
刺青が褪せても、あわてて刺し直す必要はなく、乳輪の輪郭はそこそこ保てるでしょう。
再建した乳房そのものには、十分満足しています。左右揃ったアンダーラインを鏡に映して見るたび、上手に出来ているなぁ、と感嘆します。が、芸術家肌の形成ドクターにはこだわりがあるのでしょう。乳房外側の脇がやや厚ぼったいので、そこの脂肪が吸引して、デコルテのくぼみに注入し、ようやく仕上げになる、とのことです。
「だったら初めから乳輪乳頭など作らず、ニップル(人工物)で済ませればいいでしょ」との案が出てくるでしょう。でも乳輪のない再建作品はやはり物足りないものです。きちっと輪郭があるのとないのでは、まるで印象が違います。また乳輪がおかげで傷があまり目に付かなくなる気がします。
そんな折、エピテーゼの技術者、「メディカルラボ・K」の萩原圭子さんからメールがありました。乳輪乳頭のニップル造りのモデルになってほしい、とのこと。萩原さんは高崎を拠点に患者さんたちのエピテーゼを作成しつつ、あちこち講演をして回り、歯科技工士の間にエピテーゼの技術を浸透させようと努めています。
早速、陥没を防ぐ乳頭保護のエピテーゼグッズを、新たに考案できすか、と打診しました。圭子さんはすぐに承諾してくれました。ラボ・Kに赴く日が楽しみです。
乳房再建ネットワークシャロン前橋 HP http://charon.webcrow.jp
追伸 1
この内容でアップしても差し支えないですか、と確認を入れたところ、圭子さんから「GO」の返信あり、また、エピテーゼを作るスクールを立ち上げた、とのニュース。素晴らしい実行力ですね。たちまち生徒さんが集まったようです。これからは形成外科+エピテーゼの時代なのでしょう。
追伸 2
乳頭を作ってから三カ月は保護材をつけて陥没を防ぎますが、その期間を過ぎるとブラの圧でたちまちへこんでしまった、という例が多いようです。ある人は頑張って立っている乳頭のために、たまに保護材をつけて休息をあたえているそうです。その用途のために、簡便なニップルパッドを圭子さんに試作してもらうことにしたわけです。絆創膏無しにぴたっと張り付くのは便利です。
乳房再建ネットワークシャロン前橋 HP http://charon.webcrow.jp
追伸 1
この内容でアップしても差し支えないですか、と確認を入れたところ、圭子さんから「GO」の返信あり、また、エピテーゼを作るスクールを立ち上げた、とのニュース。素晴らしい実行力ですね。たちまち生徒さんが集まったようです。これからは形成外科+エピテーゼの時代なのでしょう。
追伸 2
乳頭を作ってから三カ月は保護材をつけて陥没を防ぎますが、その期間を過ぎるとブラの圧でたちまちへこんでしまった、という例が多いようです。ある人は頑張って立っている乳頭のために、たまに保護材をつけて休息をあたえているそうです。その用途のために、簡便なニップルパッドを圭子さんに試作してもらうことにしたわけです。絆創膏無しにぴたっと張り付くのは便利です。
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