「KSHS全国大会」 まさに乳がんテーマパークでした。
「第4回KSHS全国大会」は、乳がん患者の様々なニーズに応える、バラエティに富んだ会でした。
この日一番、アタマに残ったのは「乳がんぶっちゃけトーク」。
× 手術 → 放射線 → エキスパンダー挿入
◎ 手術 → エキスパンダー挿入 → シリコン入替え→放射線※(二年後に追記した下記のコメントを必ずご覧ください)
放射線治療の名医、唐澤久美子ドクターは、再建コースの順番を、◎のように推奨されました。
でも、慎重になりたいのが患者の本音です。シリコンが体内に入っている状態で、放射 線をあて、その後、シリコンに入れかえれば被膜拘縮起こさない、と言い切れるのでしょうか。感染症を起こす心配はないのでしょうか。
データを示すには、症例が不足しているに違いありません。
私自身、腋への転移が8カ所という、リスク組だったのです。エキスパンダーを入れてからじっくり放射線を、などという選択肢がまったくない環境でした(8年前の全摘手術)。
切除範囲が広く、皮膚が足らず、エキスパンダーを入れたら皮膚が破れてしまうと言われていました。横浜市大、佐武ドクターの『穿通枝皮弁』の手技がなければ、乳房再建は夢のまた夢だったのです。
再建シンポジウムに登壇するたび、少し困り顔になっていらっしゃる(放射線治療は再建の敵、と言わんばかりの扱いを受けるため)唐澤ドクターに、エールを送らせていただけますか。
推奨コースを辿って再建を果たした患者さんのその後を、調査してもらえないでしょうか。唐澤ドクター方式により、治療、再建の過程を逆転させれば、私のようなステージⅡBの患者の再建成功率は、必ずやアップする予感があります。
※ 大会では、涼やかなピンクのユニフォーム姿のスタッフ達が、行く先々で案内をしていて、段取りも良く、安心でした。
ランチョンセミナーのサンドイッチ、とても美味しかったです。
乳腺外科医、病理診断医、放射線科医、腫瘍内科医、形成外科医・・・・・。
乳がん患者はこれだけの医師の連携プレーを頼みにしているのですね。
さらに加わるべき「必須」は、乳がん治療後、妊娠出産を望む女性のためのアドバイザー、子宮、卵巣の女性外来の専門医です。
この夏、KSHS大会は4回目でした。来年の5回目にはどんなテーマに出会えるのでしょう。
シリコンが保険適用になったのも、KSHSと、その脇を固める個々の強靭な力の集大成でした。スクリーンに映し出された署名の分厚さに、ブルッときてしまった私。
綾子さん、メンバーの皆様、乳がん患者たちの運命を変えて下さったこと、この先も忘れません。
ありがとう。
乳房再建ネットワーク「シャロン前橋」HP http://charon.webcrow.jp/
この日一番、アタマに残ったのは「乳がんぶっちゃけトーク」。
× 手術 → 放射線 → エキスパンダー挿入
◎ 手術 → エキスパンダー挿入 → シリコン入替え→放射線※(二年後に追記した下記のコメントを必ずご覧ください)
放射線治療の名医、唐澤久美子ドクターは、再建コースの順番を、◎のように推奨されました。
でも、慎重になりたいのが患者の本音です。シリコンが体内に入っている状態で、放射 線をあて、その後、シリコンに入れかえれば被膜拘縮起こさない、と言い切れるのでしょうか。感染症を起こす心配はないのでしょうか。
データを示すには、症例が不足しているに違いありません。
私自身、腋への転移が8カ所という、リスク組だったのです。エキスパンダーを入れてからじっくり放射線を、などという選択肢がまったくない環境でした(8年前の全摘手術)。
切除範囲が広く、皮膚が足らず、エキスパンダーを入れたら皮膚が破れてしまうと言われていました。横浜市大、佐武ドクターの『穿通枝皮弁』の手技がなければ、乳房再建は夢のまた夢だったのです。
再建シンポジウムに登壇するたび、少し困り顔になっていらっしゃる(放射線治療は再建の敵、と言わんばかりの扱いを受けるため)唐澤ドクターに、エールを送らせていただけますか。
推奨コースを辿って再建を果たした患者さんのその後を、調査してもらえないでしょうか。唐澤ドクター方式により、治療、再建の過程を逆転させれば、私のようなステージⅡBの患者の再建成功率は、必ずやアップする予感があります。
※ 大会では、涼やかなピンクのユニフォーム姿のスタッフ達が、行く先々で案内をしていて、段取りも良く、安心でした。
ランチョンセミナーのサンドイッチ、とても美味しかったです。
乳腺外科医、病理診断医、放射線科医、腫瘍内科医、形成外科医・・・・・。
乳がん患者はこれだけの医師の連携プレーを頼みにしているのですね。
さらに加わるべき「必須」は、乳がん治療後、妊娠出産を望む女性のためのアドバイザー、子宮、卵巣の女性外来の専門医です。
この夏、KSHS大会は4回目でした。来年の5回目にはどんなテーマに出会えるのでしょう。
シリコンが保険適用になったのも、KSHSと、その脇を固める個々の強靭な力の集大成でした。スクリーンに映し出された署名の分厚さに、ブルッときてしまった私。
綾子さん、メンバーの皆様、乳がん患者たちの運命を変えて下さったこと、この先も忘れません。
ありがとう。
乳房再建ネットワーク「シャロン前橋」HP http://charon.webcrow.jp/
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