「失ったものより、得たものの方が」
乳房再建が乳がんの標準治療になる日が、いつか来るかもしれません。
一方、忘れてはならないのは、再建を済ませても「乳がん卒業」とはならないということです。
次々と有効な薬が認可されているのだから、他の病気と比べればずっと恵まれている、と言う人もいます。そうかもしれませんが、そうとも言い切れません。
乳がんは早期に発見すれば長く生きられる病気ですが、10年、20年経って再発するケースもあります。
普通ホルモン療法は5年ですが、6年目から薬の種類を変えて、生きている限り服用を続けようという患者もいます。副作用の関節痛やだるさを、一生の友とするわけですが、ときに過労が重なると体中が痛み、寝付けません。
それでも尚、がんになって失ったものより、得たもの方が多い、と断言する患者は少なくありません。
先日、千葉にお住まいの方から書留が届きました。「シャロンmの活動の助けに」と一筆箋が添えられ、ピカピカのお札が沢山入っていました。 その方はがんで義妹さんを亡くされ、「義妹が生きていたら、きっと活動を応援するに違いない」としたためられていました。
がん闘病は情報戦です。そして情報収集はフットワークなのです。乳房再建の先進地域に赴いて、セミナーやサロンできちっとメモを取り、皆様にふんだんに伝達するのでなければ、運営してゆく意味がありません。
この度のご芳志はそのための足代として、大事に使わせていただきます。
一方、忘れてはならないのは、再建を済ませても「乳がん卒業」とはならないということです。
次々と有効な薬が認可されているのだから、他の病気と比べればずっと恵まれている、と言う人もいます。そうかもしれませんが、そうとも言い切れません。
乳がんは早期に発見すれば長く生きられる病気ですが、10年、20年経って再発するケースもあります。
普通ホルモン療法は5年ですが、6年目から薬の種類を変えて、生きている限り服用を続けようという患者もいます。副作用の関節痛やだるさを、一生の友とするわけですが、ときに過労が重なると体中が痛み、寝付けません。
それでも尚、がんになって失ったものより、得たもの方が多い、と断言する患者は少なくありません。
先日、千葉にお住まいの方から書留が届きました。「シャロンmの活動の助けに」と一筆箋が添えられ、ピカピカのお札が沢山入っていました。
がん闘病は情報戦です。そして情報収集はフットワークなのです。乳房再建の先進地域に赴いて、セミナーやサロンできちっとメモを取り、皆様にふんだんに伝達するのでなければ、運営してゆく意味がありません。
この度のご芳志はそのための足代として、大事に使わせていただきます。
食べたいものを食べたり、欲しいものを手に入れたときの嬉しさは、やがて褪せてゆきます。でも、今のこの喜びは、繰り返し心を満たしてくれるでしょう。
「失ったものより、得たものの方が多い」。それを改めて噛みしめたことでした。
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